成りたい自分に近づいている実感

3月も後半になりました。みなさまどのようにお過ごしですか?

私も例年なら年度末の慌ただしさに、気持ちも焦っている頃ですが、今年はなぜかそうではありません。何故かというと、成れる会での学びを実践・継続し、「稼ぐ」ことが定着してきたからでしょう。

稼ぐといっても、お金のことだけではありません。時間や信用を稼ぐことも意味します。目指す自分になるためするべきことに集中してくための方法を試してきたことで、私の場合は時間を稼ぐことが出来ました。そして、わからないけどやってみる勇気や、率直に伝える勇気も少しずつついてきました。

そんなふうに変わってきたのも、昨年(2016年)の3月5日に成れる会準備のためのセミナーに出会ったから、そして、「何かが変わるかもしれない。」という直感で入った成れる会で学んで・行動してきたからだと思います。

成れる会は毎週1回半年間、結果を出すために考え方(マインドセット、土台、軸)を整え、そのうえで、ノウハウの基礎などを学びます。これらマーケティングをグループで学ぶことで、大きな変化が自分の中に生まれてきます。

住みやすく、誰もが心地よい地域にしたい。そういうことを作っていけるようになりたい、そういう力が欲しい!が、叶いつつあります。

座学とワークでマーケティングを習得
1年間の学びと実践の足跡

復習講義は本質をどう伝え、相手のものにするか

私は今、学びの半年間の2巡目なので、復習講義も担当しています。

前回の本講義を自分なりに解釈をして、どのように伝えるかを考え、表現していく作業です。これは、本当に悩みます。以前は講師が話したことをそのままなぞってみたり、「わかりやすくかみ砕けばいいんだろう」と、レジメやフリップを用意したりしていました。何か媒体を用意して、上手にやろうと思っていました。

保健師と言う職業柄、人前で話すことは少しは慣れているし、そのためには「媒体」を使うことも工夫してきました。例えば、NHKの“ガッテン!”のように、上手く伝える工夫も試してきました。

でも、どんなに上手に伝えても、相手が「わかった!」の先の「どうやったら出来るか」とか、「やってみよう!」までに至らないと、時間とともに話した内容も消えてゆきます。

「上手く講義しよう」よりも、「相手に本質が届くには」を考えるようになりました。

でも、今はまだ、それだけのことが出来ているとは言えなくて、昨日担当した復習講義も、前回よりは準備不足で、その焦りと緊張から喉が渇いた状態で話す時間もありました。(いやいや、体は正直!)

3月17日の第17講での復習講義は「自分が売りたいもの」と「相手が欲しいもの」をメンバーに話してもらいながら進めましたが、振り返って、まだまだ修行が足りてないことも実感しました。

第17講 基準を持つこと ~ビジネス設計~

3月17日の本講義は広岡先生によるノウハウ資料です。

商売をする時には「売り上げを伸ばす方法」を知っていないと上手くいきませんが、それもちゃんと基準を持っていることが前提です。そのうえで、KPI(キーパフォーマンスインディケーター)を発見して評価・確認していくことなどを学びました。

 

20170317第17講
Webで新潟の広岡勝時先生から学びます

 

公務員は物販はしていないので、ビジネス設計もKPIも関係ないのでは?とお感じになるかもしれませんが、そうではありません。

フロントエンド商品の考え方を聞いていて思い浮かんだのは自治体で取り入れられつつある「健康ポイント事業」のこと。生活習慣病の予防や重度化防止に向けて、健康的な取組をしてもらおうにも、健診で有所見の方は、そもそも健康的な行動に弱さがあった方。だからこそ、きっかけが必要です。よりよい食生活や毎日の運動をするための「きっかけ」を持ってもらうこと、インセンティブをつけて行動を促すこと(健康ポイント事業)はまさにフロントエンドだわ・・・!と思えました。ただ単に、健診やポイント事業を実施するだけでなく、全体の見取り図、戦略がいるのだと、自分の職業(保健師活動)に変換して聞きました。

また、どの職場でもなんとかしなくちゃいけない「働き方改革」もKPIで考えられそうです。

マーケティングはどんな仕事でも、人生でも応用できるし、知っているのと知らないのでは大違いです。職能に関するの研修会に出ていただけでは得られなかった学びがこの成れる会にはありました。

マーケティング視点で成功の本質を学べる機会を2期生が主体となって開催しますので、気になる方はぜひおいでください。私も地域の皆さんに役に立つ保健師、公務員になれるように、これからも歩みをとめずに貪欲に学び、行動できるよう努力したいと思います。
(1期生 荒堀由妃)

2017年第3回マインドセットセミナー(2期生)開催決定!