「丹後ちりめん体験コース」「着物着付けコース」のご案内
2期生 足立由美より、「丹後ちりめん体験コース」「着物着付けコース」をご案内します。
※ 行動は、「丹後ちりめん体験コース」「着物着付けコース」共に行動します。
丹後ちりめん体験コース
丹後では、今から300年前、凶作と不況が襲い、人々は窮地に立たされました。
そんな時立ち上がった男たちが、この苦境を乗り切るため、
ちりめんの技術を何とか京都から持ち帰り、
自分の利益の為ではではなく、丹後全体の繁栄のために、
人々に惜しみなく伝えました。
そんな彼らの精神と、
丹後の人たちの「常に新しい技術を取り入れ、挑戦していくことに努力を惜しまない」性格や、
丹後独特のうらにし(秋から冬に向けてのじめじめした気候)が生み出した良質のシルク「丹後ちりめん」は大きな発展をもたらしました。
しかし、伝統的な技術も、
この300年間、同じだったわけではありません。
「守る」というより、
織り方も染め方もずっと進化させてきました。
「守るもの」ではなく「人々に喜んで使ってもらうもの」
そして、どんどん進化していくもの、
それが「丹後ちりめん」です。
今回「丹後ちりめん体験コース」では、
伝統と新しいものを考え、丹後の地でも精力的に事業展開されている、
山籐織物様、(株)ワタマサ様、クスカ様を訪問いたします。
山籐織物
この地域でも珍しい広幅織機にて、高級シルクをふんだんに使用した織物を展開されています。
主に風呂敷を製造されています。
そして私もぜひおすすめなのがシルクのストール、
男性でも使用できるマフラーなどとても素敵な商品がありました。
展示、販売もされています。
(1期生 池部 & 3期生 植田)
昔ながらの織物工場は「仕掛け」、ものづくりヒントの宝庫!山藤さんお話
絹糸をねじる技術は丹後だけ!山藤さん撚糸説明
(株)ワタマサ
若手事業主でとても幅広く活動をされており、工場内も良く整備されています。
とても あつーい思いでお話をして下さいます。
お楽しみにして下さい。
独特の地模様、素材感、伸縮性には理由がある!
お湯に浸けると糸の撚りが戻る様子もよくわかります。
クスカ
新たな事業転換をされ7年目、見本の様な成長曲線で成長し続けています。
織機は独自の手機織機、職人さんも平均35歳で若い職人さんが多いのが特徴です。
一つ一つ手作りのネクタイなど商品はこれからも進化し続ける気配を感じました。
展示、販売もされています。
▶ 丹後ちりめん体験コース参加費:1000円
着物着付け体験コース
今回の着物は「丹後織物工業組合」の素敵な訪問着、小紋をご用意いたしました。
毎年丹後工業組合がカレンダーを作成するために、
モデルに女優さんが着用されたとても素敵な着物です。
参加応募人数は着付けの時間に制限があるため女性6名様とさせていただきます。
当日の着付けは着付け師による着付けで「楽に、美しく」着付けをさせていただくので
苦しくないのでぜひ体験をしていただきたいと思っています。
ポイントメイク 😀
男性の着物体験は、きもの処池部(1期生)の協力にて男性2名とさせていただきます。
着物着用時間は4~5時間程度。(着物を着て事業所をめぐります。)
▶着物着付け体験コース参加費:女性、男性共4千円
(着物レンタル料、着付け技術代)
※ 持ち物:足袋、肌襦袢(着物用下着)をご持参ください。
もしなければ足袋千円で販売いたします。
肌襦袢などご自分の物が無い場合ご連絡下さい。
※ 男性の着物着付け体験コースをご希望の方は身長を教えて下さい。
ちりめん体験コースでは、山籐織物様の工場を見学しているときに着物を着て頂く予定です。